2004.08.13

四国行脚 2

04.08.15

未明に大雨がふったらしい。ホテルの窓から下をみると路面が濡れている。空は曇っている。 朝食を摂りに階下のレストランに向かう途中、唐突に大雨が降り出した。
9:30、ホテルを出る頃には雨は上がっていた。これから伊予鉄道の路面電車に乗って、道後温泉に行く。
昨日の高知もそうだったが、地方の都市では路面電車が元気に走っている。環境にやさしい地域住民の足として これからもずっと存続してほしいと願わずにいられない。

ところで、この伊予鉄道には、ユニークな列車が走っている。「坊ちゃん列車」。 漱石の小説、「坊ちゃん」の主人公が松山に赴任してきたとき乗った列車が豆汽車にマッチ箱のような客車と形容する くだりがあるのだが、それにあやかって、小さなSLにマッチ箱のような客車を連結した、路面列車である。 SLはロッドもちゃんと動くが、正しくはSL(蒸気機関車)ではない。DL(ディーゼル機関車)である。 これが軌道敷をチョコチョコ走るのだ。観光客向けの目玉として人気を博している。

路面電車に乗り道後温泉に向かう。有名な道後温泉本館に行ってみるつもりである。 湯にも浸かってみたいと思ったのだが、正直、行ってがっかりした。
狭い片側一車線の道路脇にその建物はあった。通りは車で一杯。本館は観光客でごった返していた。 湯に入るだけなら300円で入れるのだが、あまりに観光ズレした、その光景に興ざめして写真だけとって、 早々に引き返した。

伊予鉄の路面電車。これで道後温泉へ


坊ちゃん列車。
前のSL、実はディーゼル機関車です。


道後温泉本館


本館北側にある又新殿。皇室専用浴場。
一般の人は入れない見学のみ可。

松山駅に戻り10:56発、伊予西条行き普通に乗る。これから、高松へ向かう。
東予地域で豪雨があり、列車ダイヤが乱れていたが、僕の乗る列車(といっても単行電車)は定刻発車した。
ところが、ここからが大変。1時間乗っていて、すれ違い列車待ちの停車時間が、なんと延べ30分! 実質30分程度しか走っていない。当然松山近郊をまだうろうろしていた。

予讃線を走る普通電車7000系。
幹線の予讃線でも、普通列車はこのような単行が主流である。


今乗っている、路線は予讃線。伊予市から高松まで電化され、四国随一の近代化幹線なのだが全線単線 (多度津~高松間のみ複線電化)である。
そこに特急を頻発させているから、特急のダイヤが狂うと、普通列車が上下とも割りを食う結果になる。 地域住民の足となるべき普通列車がこんなでは車に勝てる訳ないな・・・と、ホント実感した。
結果的に、伊予西条到着は10分遅れ程度だったが、この先、普通列車で行くことが正直耐えられなくなって、 特急に乗ることにした。

13:27 特急「しおかぜ18号」に乗る。8000系というこの電車は、制御付振子電車で、 予讃線の線形の悪さをものともせずガンガン走る。単線だから、スピード感は実際以上である。 急カーブでも全く減速しない。車両がフワーっと傾くが不快感はない。快適である。鈍行列車となんと違うことか・・・。

この電車、岡山行きだったので多度津で、土讃線を走ってきた特急「いしづち18号」に乗り換える。 こちらは2両編成のキハ185系ディーゼルである。いきなり過去へ戻った感じ。
14:50 高松駅着。

高松駅周辺は、連絡船廃止後大改造され、高松駅は巨大なターミナル駅に変貌した。 2000年暮に訪れたとき工事中だった周辺は、巨大な高層ビルが建ち、今までどおり四国の玄関口としての面目を 維持しているようである。

その中で、玉藻公園(高松城跡)に踵を接している琴電の高松築港駅が変わらず、愛らしい姿を残していた。


大改装された高松駅


かわいらしい琴電高松築港駅


たまたま停車していた琴電のレトロ電車



高松に来たところで、さぬきうどんを食べることくらいしか用はないので、玉藻公園に入ってみる。
もと、高松城である。城主は生駒親正。玉藻城と呼ばれていた。現在の規模は開城時の9分1程度。 公園内は美しく整備されていて気持ちがいい。 (玉藻公園
この城のユニークなところは、堀割の水が海水だということ。北側に位置する瀬戸内海から海水を取水して堀を満たしている のである。当然、干満があり水位が上がったり下がったりする。
このため、堀割には鯉ならぬ、鯛やスズキが泳いでいるので、知らない人が見るとビックリするだろう。

玉藻公園から琴電の駅を望む。
お堀の水は海水です


高松城天守閣跡


公園から瀬戸内海を望む。
写真中央したに見える水門から堀割に海水を引き入れている。


月見櫓
かつてはここから海から直接舟で城内に入っていたそうです。


お堀に本当に鯛が泳いでいた!!



16:52発のマリンライナーに乗り帰途に着いた。大阪着は8:27分。
今回は、ノートPCで、モバイルとしゃれ込んで、時刻表を持たずにネットで旅程を立てたり、 自分のサイトのblogを旅行先から更新したり、旅行記の下書きを旅行先で入力したり、デジカメ画像を一日ごとに PCにコピーしたりと色々テストしてみた。結果、充分使えることがわかった。 ネットも最大128Kbpsだが、実用上殆ど差し障りなかった。
これからも、このスタイルで旅行を続けようと思っている。
大阪

(山陽本線)
岡山

(本四備讃線)
(予讃線)
宇多津・うたづ

丸亀・まるがめ

讃岐塩屋・さぬきしおや

多度津・たどつ

(土讃線)
金蔵寺・こんぞうじ

善通寺・ぜんつうじ

琴平・ことひら

塩入・しおいり

黒川・くろかわ

讃岐財田・さぬきさいだ

坪尻・つぼじり

箸蔵・はしくら

佃・つくだ

阿波池田・あわいけだ

三縄・みなわ

祖谷口・いやぐち

阿波川口。あわかわぐち

小歩危・こぼけ

大歩危・おおぼけ

土佐岩原・とさいわはら

豊永・とよなが

大田口・おおたぐち

土佐穴内・とさあなない

大杉・おおすぎ

土佐北川・とさきたがわ

角茂谷・かくもだに

繁藤・しげとう

新改・しんがい

土佐山田・とさやまだ

山田西町・やまだにしまち

土佐長岡・とさながおか

後免・ごめん

土佐大津・とさおおつ

布師田・ぬのしだ

土佐一宮・とさいっく

薊野・あぞうの

高知・こうち

入明・いりあけ

円行寺口・えんぎょうじぐち

旭・あさひ

高知商業前
こうちしょうぎょうまえ

朝倉・あさくら

枝川・えだがわ

伊野・いの

波川・はかわ

日下・くさか

岡花・おかばな

土佐加茂・とさかも

西佐川・にしさがわ

佐川・さがわ

襟野々・えりのの

斗賀野・とがの

吾桑・あそう

多ノ郷・おおのごう

大間・おおま

須崎・すさき

土佐新荘・とさしんじょう

安和・あわ

土佐久礼・とさくれ

影野・かげの

六反地・ろくたんじ

仁井田・にいだ

窪川・くぼかわ ↓
(土佐くろしお鉄道)
(予土線)
若井・わかい

家地川・いえぢがわ

打井川・うついがわ

土佐大正・とさたいしょう

土佐昭和・とさしょうわ

十川・とおかわ

半家・はげ

江川崎・えかわさき

西ケ方・にしがほう

真土・まつち

吉野生・よしのぶ

松丸・まつまる

出目・いずめ

近永・ちかなが

深田・ふかた

大内・おおうち

二名・ふたな

伊予宮野下・いやみやのした

務田・むでん

北宇和島・きたうわじま

(予讃線)
宇和島・うわじま

高光・たかみつ

伊予吉田・いよよしだ

立間・たちま

下宇和・しもうわ

卯之町・うのまち

上宇和・かみうわ

伊予石城・いよいわき

双岩・ふたいわ

八幡浜・やわたはま

千丈・せんじょう

伊予平野・いよひらの

西大洲・にしおおず

伊予大洲・いよおおず

五郎・ごろう

春賀・はるか

八多喜・はたき

伊予白滝・いよしらたき

伊予出石・いよいずし

伊予長浜・いよながはま

喜多灘・きたなだ

串・くし

下灘・しもなだ

伊予上灘・いよかみなだ

高野川・こうのかわ

向井原・むかいばら

伊予市・いよし

鳥ノ木・とりのき

伊予横田・いよよこた

北伊予・きたいよ

市坪・いちつぼ

松山・まつやま

三津浜・みつはま

伊予和気・いよわけ

堀江・ほりえ

光洋台・こうようだい

粟井・あわい

柳原・やなぎはら

伊予北条・いよほうじょう

大浦・おおうら

浅海・あさなみ

菊間・きくま

伊予亀岡・いよかめおか

大西・おおにし

波方・なみかた 波止浜・はしはま

今治・いまばり

伊予富田・いよともた

伊予桜井・いよさくらい

伊予三芳・いよみよし

壬生川・にゅうがわ

玉之江・たまのえ

伊予小松・いよこまつ

伊予氷見・いよひみ

石鎚山・いしづちやま

伊予西条・いよさいじょう

中萩・なかはぎ

新居浜・にいはま

多喜浜・たきはま

関川・せきがわ

伊予土居・いよどい

赤星・あかぼし

伊予寒川・いよさんがわ

伊予三島・いよみしま

川之江・かわのえ

箕浦・みのうら

豊浜・とよはま

観音寺・かんおんじ

本山・もとやま

比地大・ひじだい

高瀬・たかせ

みの・みの

詫間・たくま

津島ノ宮・つしまのみや

海岸寺・かいがんじ

多度津

高松