2004.01.04
中部山岳駆け足旅行・2
04.01.03 快晴7時起床。天気はもうこれ以上望めないというほどの快晴である。この分だと、身延線・富士宮あたりで 富士山が拝めるだろうな・・・期待が高まる。
今日は18きっぷの旅は東海道線富士駅から・・・。身延線は特急「ふじかわ」で下ることにする。
理由は、鈍行だと時間がかかりすぎるから・・・。甲府~富士間88.4kmに3時間かかる。 表定速度30km弱。滅茶苦茶遅い。特急ですら1時間半かかる。(表定速度60km弱・・・特急のスピードじゃないね)
具体的には8:51甲府発のふじかわの富士着は10:30。6分後に出発する各停の富士着は12:00。 後の行程を考えると、いかな鈍行好きでも特急を選ぶね。
甲府。ホテル脇の舞鶴公園です。
甲府駅から甲斐の山々を望む
普通列車主体の僕の旅の中で例外的によくお世話になる
特急車両373系、特急「ふじかわ」
富士駅にて
その8:51甲府発 「ふじかわ4号」で一路富士を目指す。東花輪手前で山の向こうに富士山の頂上付近のシルエットが見えた。 予想どおり全容が拝めそうだ。写真に収めようと思ったが。ちょうど真後ろに太陽が輝いており(つまり逆光です。)断念する。
列車は、富士川左岸沿いを川の蛇行にあわせくねくねと走る。景色は良い。
富士宮手前で頂上に雪を頂いた富士山が5合目辺りに雲を従えぽっかりと姿をあらわす。 下界には富士宮の市街が広がる・・・なんとも雄大な眺めだ。期待とおり富士山の全容が拝めた・・・めでたしめでたし。
快晴の空
見事な富士山が見えました。
雄大な景色です。車内から初詣・・・
10時30分富士着。10:40浜松行きに乗る。4両編成の電車は満員である。この旅行で初めて立ちんぼとなった。
列車の停車駅案内板を眺めていて、ふと、ある駅に目が止まった。金谷・・・。名物私鉄・大井川鉄道の起点駅である。
かねがね一度訪れて見たいと思ってたところだ。12時位につくだろう。
大井川鉄道は実用鉄道なのだが、反面、保存鉄道みたいなユニークな私鉄で、SLのC11、C12の定期運行。 通常走っている電車は日本各地から譲り受けてきた中古電車を元の電鉄のカラーのまま走らせているといった具合。 また終点の千頭から奥のアプトいちしろから井川谷まで、最大90パーミルのアプト式鉄道を敷設して話題をまいたりと 鉄道マニア泣かせの私鉄である。
11:57金谷着。12:05発の電車があったので、それにほんのさわりだけ乗ってみる。五和(ごか)まで。 ここから先はこの夏の集中豪雨の土砂崩れで不通になっており、福用までバスの代行運転で接続するという異常事態が続いている。しばらく、東海道線の下を平行して走ったあと左に大きくカーブすると新金谷駅。いたいた。C11、C12などのタンク式SL、南海電鉄のズームカー、京阪の特急3000系、近鉄特急、旧型客車、旧型私鉄ELなどなど。
静態保存ではない。現役である。
五和まで10分あまり・・・乗った電車は、どこのものかわからなかったが釣り掛け駆動の老電車だった。 (07/09/10 元近鉄の特急車両だったことがわかった。) 途中タブレットの交換をやったり、架線柱は木製だったり、なんか古き良き時代の鉄道の雰囲気を残していて面白かった。
帰りは五和から歩いて戻る。空は真っ青。風はあったが寒くはない。むしろ日差しが強くて歩いていると汗ばむほどだった。 途中で寿司屋に寄り道して昼食。13:30頃新金谷に戻った。時間があれば千頭まで行きたかったけどまたの機会に・・・。
ちなみに新金谷から金谷まで乗った電車は南海電鉄のズームカーだった。色は淡いグリーンに濃いグリーンのストライプ。 往年の南海カラーのままである。
大井川鉄道で活躍する、おけいはん3000系
こちらはもと南海
お茶畑の中をのんびり走る。静岡ならではの風景
14:32浜松行きに乗り一路帰路へ。東海道線は、米原~大垣間、豊橋~浜松間が隘路といわれているので心配していたが、 浜松で来た電車はなんと米原行きの新快速。一気通貫で米原まで戻ってしまえる。嬉しいような残念なような・・・。 結局ズボラの虫が起き出して、シートにどっかと根をおろしてしまってそのまま米原へ18:10着。
19:40位には大阪についてしまった。最後はずいぶんあっけなく恒例の正月旅行を終えてしまった。
18きっぷは3回分消化・・・・あと2回分余っている・・・しかし通用期間がもう幾日もない・・・。どうしよう・・・。
大阪
|
岐阜
(高山本線)
↓
長森・ながもり
↓
那加・なか
↓
蘇原・そはら
↓
各務ヶ原・かがみがはら
↓
鵜沼・うぬま
↓
坂祝・さかほぎ
↓
美濃太田・みのおおた
↓
古井・こび
↓
中川辺・なかかわべ
↓
下麻生・しもあそう
↓
上麻生・かみあそう
↓
白川口・しらかわぐち
↓
下油井・しもゆい
↓
飛騨金山・ひだかなやま
↓
焼石・やけいし
↓
下呂・げろ
↓
禅昌寺・ぜんしょうじ
↓
飛騨萩原・ひだはぎはら
↓
上呂・じょうろ
↓
飛騨宮田・ひだみやだ
↓
飛騨小坂・ひだおさか
↓
渚・なぎさ
↓
久々野・くぐの
↓
飛騨一ノ宮・ひだいちのみや
↓
高山・たかやま
↓
上枝・ほずえ
↓
飛騨国府・ひだこくふ
↓
飛騨古川・ひだふるかわ
↓
飛騨細江・ひだほそえ
↓
角川・つのがわ
↓
坂上・さかがみ
↓
打保・うつぼ
↓
杉原・すぎはら
↓
猪谷・いのたに
↓
楡原・にれはら
↓
笹津・ささづ
↓
東八尾・ひがしやつお
↓
越中八尾・えっちゅうやつお
↓
千里・ちさと
↓
速星・はやほし
↓
西富山・にしとやま
↓
富山・とやま
富山
|
糸魚川
(大糸線)
↓
姫川・ひめかわ
↓
頸城大野・くびきおおの
↓
根知・ねち
↓
小滝・こたき
↓
平岩・ひらいわ
↓
北小谷・きたおたり
↓
中土・なかつち
↓
南小谷・みなみおたり
↓
千国・ちくに
↓
白馬大池・はくばおおいけ
↓
信濃森上・しなのもりうえ
↓
白馬・はくば
↓
飯森・いいもり
↓
神城・かみしろ
↓
南神城・みなみかみしろ
↓
ヤナバスキー場前(臨時)
↓
簗場・やなば
↓
海ノ口・うみのくち
↓
稲尾・いなお
↓
信濃木崎・しなのきざき ↓
北大町・きたおおまち
↓
信濃大町・しなのおおまち
↓
南大町・みなみおおまち
↓
信濃常盤・しなのときわ
↓
安曇沓掛・あずみくつかけ
↓
信濃松川・しなのまつかわ
↓
北細野・きたほその
↓
細野・ほその
↓
安曇追分・あずみおいわけ
↓
有明・ありあけ
↓
穂高・ほたか
↓
柏矢町・はくやちょう
↓
豊科・とよしな
↓
南豊科・みなみとよしな
↓
中萱・なかがや
↓
一日市場・ひといちば
↓
梓橋・あずさばし
↓
島高松・しまたかまつ
↓
島内・しまうち
↓
北松本・きたまつ
↓
松本・まつもと
松本
|
小淵沢
↓
長坂・ながさき
↓
日野春・ひのはる
↓
穴山・あなやま
↓
新府・しんぷ
↓
韮崎・にらさき
↓
塩崎・しおざき
↓
竜王・りゅうおう
↓
甲府・こうふ
(身延線)
↓
金手・かねんて
↓
善光寺・ぜんこうじ
↓
南甲府・みなみこうふ
↓
甲斐住吉・かいすみよし
↓
国母・こくぼ
↓
常永・じょうえい
↓
小井川・こいかわ
↓
東花輪・ひがしはなわ
↓
甲斐上野・かいうえの
↓
芦川・あしがわ
↓
市川本町・いちかわほんまち
↓
市川大門・いちかわだいもん
↓
鰍沢口・かじかざわぐち
↓
落居・おちい
↓
甲斐岩間・かいいわま
↓
久那土・くなど
↓
市ノ瀬・いちのせ
↓
甲斐常葉・かいときわ
↓
下部温泉・しもべおんせん
↓
波高島・はだかじま
↓
塩之沢・しおのさわ
↓
身延・みのぶ
↓
甲斐大島・かいおおしま
↓
内船・うつぶな
↓
寄畑・よりはた
↓
井出・いで
↓
十島・とおしま
↓
稲子・いなこ
↓
芝川・しばかわ
↓
沼久保。ぬまくぼ
↓
西富士宮・にしふじのみや
↓
富士宮・ふじのみや
↓
源道寺・げんどうじ
↓
富士根・ふじね
↓
入山瀬・いりやませ
↓
竪堀・たてぼり
↓
柚木・うのき
↓
富士・ふじ