2003.08.31

琵琶湖一周

後1回分残った18きっぷを使って、湖西線に乗ってきた。当初の目論見は湖西線経由で敦賀まで出て、 今年の3月に電化された小浜線で東舞鶴、綾部を経て山陰線で京都まで戻るというルートを考えていたのだが、 途中で気が変わって琵琶湖一周と相成った。

実は、湖東側(北陸本線)の長浜にある鉄道文化館に行って、ここに展示されている日本初の実用交流ELのED70の 写真を撮ろうと思いついたのだった。

朝7時家を出て、いつもの東淀川駅へ。実はこんな朝早く家をでる必要は本当はなかった。
なぜなら、10:19新大阪発の湖西線近江今津行新快速に乗れば、敦賀行に9分のインターバルで接続するからだ。 しかも、湖西線側から敦賀へ直通する列車は、朝8:15近江今津発と、この11:42近江今津発の2本しかない。

湖西線は昭和49年に開通した路線で、もともと北陸方面へ向かう特急のバイパス路線として企図された路線のため、 普通列車の本数は少ない。特に近江舞子以北は極端に少なくなる。まさに特急街道である。そのような事情だから、 線路規格は新幹線なみ、全線高架盛土、切り通しを走り踏切は一切ない。在来線の超高速路線としての機能を備えている。 普通列車はついでに走らせているようなものだ。

撮り鉄をしながら、各駅停車でのんびりとまず京都へ。8時頃京都に着く。前述の近江今津行き新快速は京都10:44発 だから2時間40分の待ち時間がある。この時間を使って京都駅探索。 新しくなった京都駅を今までゆっくり見物することはなかったのでいい機会だ。

新しい京都駅は、国際コンペティションで公募して決定された建造物で、とにかく巨大。 ビルコンコースは10階建てくらいの吹き抜けになっていて圧倒される。その巨大さはとにかく写真をご覧あれ。








この駅ビル、古都京都の景観論争を巻き起こしたいわくつきのもので、確かに不気味なくらい存在をアピールしている。
僕の好みから言わせてもらえれば、あまりに巨大で異様で好きになれない。落ち着いた京都の玄関としてふさわしくないとも思う。 これを採用したスタッフは一体どんな感覚の持ち主なのか??である。 もっともJR京都駅界隈は、かなり雑然としたところだからまあいいのかも・・・。 例のローソクをイメージしたセンスのない京都タワーもあることやし。

1時間ほどで探索を終え駅ビル構内のホテル・グランヴィアのロビーで一服し、9:34近江舞子行きに乗る。 湖西線は実は未乗線区である。京都への通勤圏として開けている堅田をすぎるころから琵琶湖の湖岸がせまり、 しかも高架を走るから実に景色がよい。

10:24近江舞子着。電車を降りたら、ホームにいた若い女の子3人に写真をとってほしいと頼まれ、停車している 電車をバックにパチリ。なかなか美人だったな3人とも・・・。
次の11:01まで琵琶湖湖岸へいってみる。このへんは有名な海水?浴場であるが夏も終わり・・・閑散としていた。 沖のジェットスキーはにぎやかだったけど・・・。


11:01永原行きに乗り近江今津11:20着。敦賀行きに乗り換える。
11:42近江今津出発。湖西線は、この先、永原、近江塩津間に交直流切り替えジャンクションがある。 近江塩津で湖東を走ってきた北陸本線と合流する。
ここから敦賀までは、線形が複雑でどこをどう走っているのか方向の感覚がおかしくなる。
山深いこの辺(正確には新疋田(しんひきだ)まで)は交通の難所で、JR路線もトンネル内で360どループしたり、 今走ってきた線路が90度で交差して眼下に見えたり、上り線と下り線がトンネル内で交差したりとややこしい。

12:14敦賀着。ここで降りるのはこれで4度目である。過去3度とも悪天候だったが今日も曇りのすっきりしない天気である。 一応観光地なのだが街は閑散としていて、客待ちのタクシーも手持ち無沙汰のようだった。
敦賀駅の端にある寿司屋で昼食をとる。JRが経営している店だと思うけど、新しくて雰囲気がいい。しかも安くてうまい。 ちょっとお奨めの店です。

13:11発の小浜線の電車に乗る。本当はこの線を乗りとおすつもりだったが、方針を変更したので、ちょっとだけ乗って敦賀に引き返すつもりである。
2000年の1月にこの線を乗りとおした。当時は未電化でキハ40という古いディーゼルカーで運用されいていた。沿線の随所に小浜線早期電化の立て看板が立っていたのを思い出す。願いはかなったわけだ。しかも、小浜線専用の新車種(125系)まで投入されている。
この電車、オールステンレス、両運転台付の電車で車内は明るくて広々している。シートは転換クロスシートで、片側は2列、もう一方が1列で通路が広い。バリアフリーを考慮しているようだ。運転席直後の乗降ドアの後に車椅子対応の大きなトイレが設置されている。


小浜線専用・125系電車・・・窓のない部分は車椅子対応トイレスペース

この電車で2つ先の粟野という無人駅まで行き引き返す。再び敦賀・・・。 ホームに機関車入れ替えのためトワイライトエクスプレスが停止している。 敦賀はEF81を所轄するJR西日本敦賀運転派出がある。ここでELを付け替えるのだ。

18きっぷを中断、14:35発特急「加越12号」で長浜へ向かう。15:02長浜着長浜は、 北陸の玄関口(米原よりふさわしいね)羽柴秀吉ゆかりの小都市で、観光資源にめぐまれており、 鉄道の町としての歴史もありなかなか魅力的なところである。
特に黒壁スクエア界隈は観光客が多い。今年の正月に訪れているのだが、今日は長浜鉄道スクエアに行く。 現存する最古の駅舎を保存して博物館にしたところである。ここに新しく、敦賀派出所に保管されていた 交流EL・ED70が化粧直しされて展示されている。それを見るのが主目的である。 ED70を見、わかりやすく長浜の鉄道の町としての歴史展示を見るなどして約一時間程逗留。 そのあと長浜浪漫ビールという地ビール工房へ。

長浜鉄道スクエアのパンフレット
写真は日本最古の鉄道駅舎・長浜駅舎


ここで、黒壁スタウトという黒ビールを飲む。これは美味!!ビールは好きだが銘柄の違いがわからない僕でも、これはわかる! なんともさわやかな甘い香りが口のなかに広がりすごく上品な黒ビールだったね。一度飲んでみることをお奨めします。

しばらく町を散策したあと17:12発の新快速で帰途に着く。なかなか充実した一日だった。 東淀川



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(湖西線)

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(以下略)