2001.06.27 南港にて・・・。

とあるお役所のとある局のシステムを開発し、年間保守を仰せつかった・・・。その打ち合わせに南港へ。

この役所、当初は梅田にあったのだが、(うちの会社から15分)今年の2月に住之江区の南港に引っ越した。(会社から1時間位かかる)

南港は大阪市南部に広がる埋立地で、咲州、舞州、夢州・・・などの名前がある。ほぼ絶望的になった2008年のオリンピック、もし大阪で開催されるとしたら、メイン会場はここになった筈である。(舞州・此花区)
ここにATC(アジアトレードセンター)、WTC(ワールドトレードセンター)などの商業施設、インテックス大阪などのメッセ会場や超高層ビルが集まる一画がある。バブル期に鳴り物入りで出現したウォーターフロント都市である。ATCやWTCは大阪市出資の第3セクターが運営しているのだが、ご多分に漏れず大赤字で経営再建中である。
件の役所、この一角の超高層ビル、WTCビル(コスモタワー 55階、252m)に入居している。(一説によると、責任とって無理やり入居させられたという。)
南港(咲州)はこのような複合商業施設区域、居住区域、流通センターやコンテナヤード区域に分けられているが、WTCのこの役所のオフィスから見るとこれらが一望できる。
そこで、いつも思うことは、こんな広大なヤードを持っていながら、なぜ貨物線を引き込まなかったのか?ということである。
このヤードからのコンテナ移送は、全て大型のトレーラートラックである。膨大な量のコンテナをさばくため、周辺道路はこれらのトラックがひっきりなしに走っている。このため、この地域はその近未来的な概観とはうらはらに空気がすごく汚ない。
東京都の石原知事だったら、即、ディーゼル車通行税をとるであろうこと必至だネ。

ここにもし鉄道を引き込んでいたらどうなったか?海上輸送用のコンテナは1個あたり20t。トレーラ1台で一個しか運べない。これがJR貨物のコンテナ列車なら、標準の電気機関車を使えば一度に1000t運べる。つまり50個である。エネルギー効率からみれば、10倍以上の効果はある筈だ。
そのうえ無公害だから環境もよくなるし・・・。
今省エネや地球温暖化問題などで、鉄道が見直されてきている。都心部には新路面電車(LRT)、長距離の貨物輸送はフリートライナー・・・長距離旅客には新幹線・・・。
大阪市のお役人には南港コンテナバースに鉄道を引き込むという発想はないのかな・・・。オリンピックに無駄
金使う暇あったら、そんなことを検討したらどうなんだろ・・・。

もっとも、こんな重量列車が、ひっきりなしに走ったら地盤沈下がもっと激しくなる・・・かも知れないな。

ここに来る度に漠然と思っていることを述べてみました。


2001.06.28

阪急電鉄

名鉄の赤、東急の緑・・・私鉄にはそんなイメージカラーがあった・・・。
今は、ステンレスやアルミカーの全盛でそんな民鉄のカラーイメージは薄れていっているが、関西には唯一徹底して、コーポレートカラーを堅持している私鉄がある。
阪急電車である。カラーはマルーン・・・栗色。最新鋭の電車までこの色を守り続けている。
はやりのオールアルミ車も存在するが(7000系)やはりマルーンの衣装をまとっており、鋼製車輌と見分けがつかない。
関東の人は関西は万事ハデと思い込んでる人が多いだろうが、阪急電車を見れば、その認識を改めるかもしれない・・・ネ?。
阪急電車はおしゃれな電車である。それもシックなおしゃれである。
阪急の車輌は全て、グループ会社のアルナ工機で製作されている。車輌のデザインは徹底して統一されており、40年近く前の車輌も新鋭機も普通の人にはまず見分けがつかない。
現在でも、古さを感じさせない車輌デザインは実に40年も前に完成されている。
僕が小学生高学年!!のころである。

車輌のクオリティは高く、車内は壁面は木目模様のパネル、シートは深いグリーンで落ち着いた高級感のある雰囲気を醸し出している。
このような阪急電車の中で異色の電車は京都線の特急用車輌6300系である。この電車だけはカラーリングがツートーンである。でも、全体はマルーン、窓と屋根の狭いスペースをアイボリーに塗り分けるというかなり控えめなツートーンだ。あくまでもコーポレートカラーはマルーンなのだ。
この車輌、そのカラーリングイメージから「チョコレートパフェ」というニックネームがつけられて親しまれている。(最近は他の一般車輌もこの塗装に改められつつある。)

僕は長い間、阪急沿線に住んでいたので、かなり贔屓目に見ているかもしれないが、日本一美しい私鉄車輌と思っている。決して媚びない、頑固で控えめな美しさ・・・。それが阪急電鉄の車輌である。
現在の阪急スタイルを確立した2000系。実に40年前のデザイン
現在の最新車輌(8000系以降)もフロントフェースこそ変わったが、基本デザインは全く変わっていない。
往年の名車900系。小学生のころよく乗った。
西宮北口の、珍しい、神戸線と今津線が90度で平面交差する地点を通過するところ。

補足:
このように伝統を重んじる阪急電鉄であるが、その反面、今の民鉄で普通になったいろいろな事業を先駆的に実践してきた会社でもある。
阪急の創始者は小林一三。彼が前身「箕面有馬電気鉄道」設立後、1・ターミナルデパート 2・沿線の宅地開発とその販売(ローン販売)、3・大阪の反対側の田舎の宝塚に家族で楽しめる大レジャーランドを作った。(「宝塚少女歌劇団」はこの時生まれた)など先進的な事業を次々に展開した。

たまたま、僕の好きなテレビ番組「プロジェクトX」で立石電機(現オムロン)
が開発した自動改札機をとりあげていた。
その自動改札機を日本で(世界で)最初に採用したのも阪急で、千里線・北千里駅に設置されたそうだ。
一三翁の先取の精神は、脈々と今に受け継がれているようだ・・・。


2001.06.29 TOMIX  EF81 300

EF81は3電源(直流・交流50Hz・交流60Hz)対応の万能機関車。
その仕業は過酷で、日本海縦貫線などで酷使されている。大阪~青森間1000km以上を毎日走っている。

その中にあって、TOMIXからリニューアル発売された300番台は異色である。
300番台は関門トンネル専用機で、特徴は車体がステンレス製ということである。もちろん無塗装で銀色の地膚を見せている。過去にステンレス車体としてEF10改、EF30があったので初めてではない。車体はステンレス製特有のコルゲート(波板)が施されている。

TOMIXの300番台は、中古ショップで一時プレミアがついて、ケシカラヌことに1万円位の値がついていたことがある。
ほしかったアイテムなので、まずはメデタイ・・・。
TOMIXからは、銀色と交直流機のIDカラー、ローズピンク塗装の2種が発売された。
どっちにするか逡巡して、結局ローズピンクを買った。銀色機はEF30を持っていること、交直流標準塗装のモデルを持っていなかったことが理由。(EF81はもう1台持っているが、これはトワイライト塗装)

長年酷使されてきた優秀機EF81も、そろそろ引退の時期が近づいているようだ。今年(2001年)の10月に跡継EF510が落成する。