2001.11.29 ゆりかもめ

鉄道ジャーナル誌のバックナンバーを読んでいたら、東京・台場の新交通システム「ゆりかもめ」の記事が載っていた。
今年の9月、World PC EXPOに参加のため東京へ行った時、投宿先の有明から新橋まで乗ったのを思い出した。(9月18日)

お台場を中心にした、東京臨海副都心はちょうど大阪の南港のようなところ(埋め立て地)であるが、スケールがまるで違う。南港も地下鉄住之江公園駅からニュートラムという新交通システムが走っているが、これは実用本意の輸送手段以上でも以下でもない。車両も小さくせせこましい。これに比べ「ゆりかもめ」は同じ無人運転の新交通システムであるが車体は2周り以上大きい。さらに窓も屋根に回り込むくらい大きく明るい。当然高架を走るから広々とした臨海副都心を一望に見渡せる。

列車は副都心の中を大きく回り道をしながら走るから太陽が右へ行ったり左へ行ったり。
この時は、途中のテレコムセンター駅からオバサンの集団が乗り込んできて、先頭車両の一番前・・・通常なら運転席があるところに陣取り、「わあ、楽しい電車」「ジェットコースターみたい」とにぎやかなこと・・・。この集団、お台場海浜公園駅で降りたのだが、この路線の白眉はこの後にあった。この駅を出ると「ゆりかもめ」はレインボーブリッジを渡る。ミニ瀬戸大橋のようだ。渡りきると、360度のループで地上近くまで降り、ビルの谷間に吸い込まれていく。
あのオバサン集団が乗っていたらどうなっていただろうな・・・。
とにかく乗っていて楽しい。「ゆりかもめ」そのものが観光資源になるんじゃないかなと思ったものである。
果たして、その雑誌の解説によると、乗車自体を目的とした人も多いそうな。
そうだろうな・・・・とにかく何度でも乗ってみたい。そういう魅力のある路線だった。

(路線)
有明-国際展示場正門-青海-テレコムセンター-船の科学館-台場-お台場海浜公園---レインボーブリッジ---芝浦ふ頭-日の出-竹芝-汐留-新橋 約12km


2001.12.13 ヨーロッパのEL その2

ヨーロッパのELコレクション第2弾は、TRIX製のドイツ国鉄(DB)120型です。
TRIXはドイツの鉄道模型メーカーです。ドイツには、有名なメルクリンをはじめ、アーノルト、フライシュマンなどの鉄道模型メーカーがあり、魅惑的なELを多数発売しています。

ヨーロッパのELは、概して腰が低く(台車が低い)その上架線の位置が高いのでシングルアームのパンタを目一杯あげています。スタイリングもダイナミックで迫力があります。
日本のELは、狭軌のうえ線路基盤が軟弱なので、軸重(車輪にかかる重量)が厳しく制限されています。このため出力もヨーロッパのELに比べ非力です。

模型で比べると、日本のELに比べ少し小さくみえますが、これはスケールの違いからくるものです。同じNゲージでも、日本型は1/150(新幹線モデルは1/160)、外国型は1/160となっています。従って、実際のELはヨーロッパ型のほうが一回り大きい様です。

実際には一緒に走ることは絶対にない日本のELとヨーロッパのELを同居させられる・・・。模型ならではの醍醐味ですね。


2001.12.20 ヨーロッパのEL 3

最近このコラム、連チャンでヨーロッパのELの紹介ばかりになってきました。
何度もいいますが、本当にヨーロッパのELは個性があって面白いし、魅力が一杯です。
写真のELはスイスBLS(ベルン・レッチェベルク・シンプロン)鉄道のAe4/4(カトー製)です。ユニークなスタイリングに惹かれて買ってしまいました。中古です。
スイスといえば精密機械の国。昔の日本国鉄は精密なスイス製ELのお世話になったと聞いています。

ヨーロッパ各国(今風に言えばEU諸国)はいうまでもなく地続きですから、国境を超える列車、つまり国際列車がたくさん走っています。島国日本の住民としては気軽に列車で外国へ行けるヨーロッパの人達が、・・・・うらやましい限りですね。